システムトレード。
よく聞く言葉だと思います。その定義としては、
「売買のタイミング・銘柄・手じまい方などのルールを一定に定め、それに従って売買するようなトレード手法のこと。」
あたりが一般的でしょうか。もっともさらに細かくいうと、単に手法が機械的なだけで、銘柄の発注や損切りは人の手によって行うもの、から、売買から手じまいまで完全に自動化したプログラムによって遂行される方法などがあり、単にシステムトレードといってもその内容レベルはけっこう違ってきます。
当然ながらその核心は、「ルールを一定に定め」の部分になります。確率的に有利な時と判断してトレードするのですから、ここが肝心要の部分になります。
ちなみにに確率的に有利かどうかは過去の統計から導き出すため、「統計的に有利」と表現した方がいいかもしれません。
と、ここまで書くとおわかりと思いますが、MM法はシステムトレードのルール(ロジックともいいます)の部分はすでにほぼ完成してることになります。
ボリンジャーバンドが-2σ、RSIが25%以下、ADXが75%、である銘柄を抽出し、MACDの乖離と銘柄企業を調査し、前の日の日足(ボトム足)の高値を越えたら買い参入する。ロスカットはボトム足より下がったら実行、手じまいはMAか2σあたりのトップ足にて判断。(買いの場合)
・・・ほとんど完成しています。
さらに増田氏は「人間の感情を捨てて、ロボットになれ。人間の感情では勝てない」と著書やセミナーで申しております、これはMM法のロジックでシステムトレードしろと推奨しているようなものと受け取れます。
そのため筆者は、株式売買の売り買いはあくまでMM法のロジック(ルール)どおりに行うべきと心に決め、日々トレードチャンスを狙っております。
人間感情を捨て、機械的に売買することにより精神的に楽になりました。そりゃあ3連敗、4連敗なんて時もあり、ホントにいいのかよ?なんて思うこともありますが、「年間で勝てればそれでよし」の精神で頑張りたいと思います。
あまり株式売買にいれこまないで、ゆっくり気分で向き合うことが肝要かもしれません。
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