MM法を補佐する 「 日経平均の偏差値カーブ 」 です。MM倶楽部発足当時より増田氏はよく使用されてました。
こちらもMM指数と同様に、東証一部の相場環境の判断を補佐してくれます。MM指数と異なるのはこちらは日経225そのものの標準偏差であり、日経平均225銘柄が今どのようなポジションにいるのかを判断します。
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図の黒線が日経225平均株価の終値、赤線が日経225の標準偏差になります。
毎日の225の終値と偏差値を日付ごとにプロットしたものです。こちらのグラフも筆者のお手製で、毎日データを追加してエクセルで作成しているものです。
グラフを見ますと、どうやらこれは日経225のポジションとその強弱を表す指標となりそうです。3月あたりでは−2σで2回リバウンドして上昇相場が始まっています、その後日経は右肩上がりで上昇していますが、偏差値は+2.0σあたりで頭打ちになっています。
一般にBB(ボリンジャーバンド)は+2σが過剰反応の買われすぎ、−2以下なら過剰に売られすぎとなりますので、この近辺に日経偏差値がきましたら要注意の領域であると判断できます。
この日経偏差値カーブでも相場環境を判断し、個別銘柄の売買判断に利用することができます。
単にこの指標だけでなく、前述のMM指数と共に判断することがベストと思われます。
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