FGAJ。
フィアット・グループ・オートモービルズ・ジャパン(Fiat Group Automobiles Japan)の略です。
フィアット・グループ社の日本での正規法人会社になります、いわゆる正規輸入販売元。
現在日本でのフィアットとアルファロメオは、主にこちらから販売されています。
しかしながらその歴史は意外と浅いのです。
フィアットグループの現地法人会社が日本で設立されたのは1990年の4月。
まだ20年も経ってません。
フィアット社の創業は1899年ですから91年間も日本に法人会社が無かったのです。
しかも設立当初は「ARJ(アルファロメオ・ジャパン)」。
そうフィアット車は扱っていなかったのです。
翌年の1991年の11月に「FARJ(フィアット・アルファロメオ・ジャパン)」と変更し、正規にフィアット車を扱うようになりました。
当初のラインナップは、パンダ、ウーノ、ティーポ、あたりでしょうか。
そして1997年1月に社名が「FAJ(フィアット・オート・ジャパン)」に変更され、さらにその10年後の昨年2007年8月に現在のFGAJへと変更されました。
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2001年フィアット・プントのエンブレム |
社歴は短いものの、社名は結構変更されています。
となると、筆者のパンダ購入は1995年でしたので、FARJの時になり、2001年のプント購入はFAJ、今度購入予定のニューチンクはFGAJになるんですね。
少しややこしいです。(笑)
ま、本家本元が Fiat Group Automobiles S.p.A.(伊) になりますので、これ以上の社名変更は無いものと思われますが。
FGAJへの社名変更は、正規輸入が途絶えて久しい「ランチア」の復活を予感させてくれます、まだ正式発表は無いようですが今後の展開に期待したいと思っています。
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