フェラーリが無くなった寂しさに耐え切れず、ついつい衝動でチンクェチェント(旧型フィアット500)を買っちゃいました。(笑)
いかんせんフェラーリ購入資金捻出計画が長期化しそうだったし、すでにフェラーリが無くなってから半年が経過しています。
なんか寂しい・・・。
そんな思いで毎日フラフラとネットしてたら、ついつい好みのクルマを見つけてしまいました。
イタ車界での愛くるしさナンバーワン、チンクェチェントです。
発見したのはチンクの中でも顔や内装が一番好きなFタイプ、好みのカラー(黄緑ね)、ほぼフルレストア済みなのに価格が手ごろ。
これには購入欲がググッとそそられます。
しっかしまてよ、チンクはちっちゃいけど中古車としては大物になるぞよ・・・。
ここでリサーチします。
はたして現代のクルマ事情に旧型チンクは耐えうるのか?
当然とも言える故障の頻度は?
こんな古いクルマのパーツ供給事情はどうなってる?
あれこれ調べてみましたが、身分相応な範囲内(笑)なら動力性能はおおよそ大丈夫みたい、故障頻度もきちんとメンテしてれば、まあまあのレベルになるみたい(?)、パーツに関してはさすが世界的な人気者なのでサードメーカーさんがちゃんと対応しており、そのほとんどが新品供給されてました、しかもとっても安価。
ならばっ買うか!ってことになるのですが、やっぱり・・・一抹の不安は拭いきれません。(苦笑)
さらに発見したチンクは大阪にあって、おいそれと現車を見にいける距離ではありません。
なんてたってチンクは40年前の中古車ならぬ大古車になります、やはり実際に見て判断しないとかなりつらいもんがあります。
ここらへんはメールにていろいろ質問やら画像を送っていただきましたが、やはり現車確認はした方がいいに決まってます。
・・・とか、なんだかんだ書いてても結局買っちゃったんですがね。
へへへ。(笑)
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購入したフィアット500 (1965年製) |
結局現車確認をすることも無く、オーナーさんから送っていただいた画像と文章で購入を決意しました。
ほとんど通信販売ですね。(笑)
ま、昔から好きだったし、いろんなネガもなんとかなるだろって能天気に最終判断してます。
何かトラブルがあったとしても、あの愛くるしいスタイルなら許せるような気がしてますし。(笑)
最悪、動かなくなっても1/1のミニカーと思えば腹も立たないことでしょう。(馬鹿?)
なによりも筆者がイタ車にハマったのは95年式パンダから、このパンダに乗らなければランチアもフェラーリも無かったとさえ思います。
いわば初代チンクはそのパンダ直系の精神的ご先祖さま、きっと小さいながらも熱血でもあり、のほほん系でしょう、前より一度は乗ってみたかったってのが本音です。
イタ車の魅力・楽しさとはなんぞや?
40年前のチンクでイタ車の魅力探求をしてみたいと思っております。
そういえばこの頃、筆者の好きな自動車評論家の福野礼一郎氏が右ハンドルのフェラーリ365BBをイギリスより通販で購入した記事を読みました。
福野氏のBBとは金額も苦労も程度も、何から何までが雲泥の差ですが、多少なりとも感化されたのは事実です。(笑)
※2005年NAVI 9月号増刊 「クルマの神様」より
しっかし、まさか旧型チンクを買うことになろうとは・・・、我ながらびっくりしてます。(笑)
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