某アレーゼにてニューチンクを試乗しました。
正式発表会はあくまで次の土日(3/15・16)ですが、この日担当の営業さんから来週の展示車が早くも入庫したとの連絡が入ったので、さっそくながら見に行きました。
初めて見るニューチンクですので、期待感が高まります。
アレーゼに到着すると、おお、ニューチンクだ。
しかもナンバーがすでに付いてて登録済みです。
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試乗できた新型フィアット500 |
素直な第一印象は「思ったよりは小さくて丸い」。
パンダベースと聞いていましたので、パンダとか現行マーチぐらいの大きさを想像していたのですが、実車は見た目小さく感じました。
そりゃあ、旧型チンクよりは巨大になってると思いますがね。(笑)
ぐるりと見て、これならOKです、立派にチンクェチェントしてます。
ん?
ふと気付くとガラスサンルーフがありません、さらにアルミホイールでなくてホイールキャップになっています、フェイクのメッキバンパー(カバー)もありません。
この装備だとラウンジでもラウンジSSでもありません、ポップかな?
営業さんに尋ねると、これはあくまでFGAJが用意した展示専用のニューチンクであり、グレードはやはり1.2Lのポップ(POP)だそうです。
なんでポップ??
まあ、このへんはイタリアなので、なんでもありですね。(笑)
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後ろから |
前から |
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赤シートとすぐ汚れそうな白いステアリング |
センター部 |
こうみるとやはり個人的にはポップがいいですね、ツートンカラーの赤いシートもいいし、ホイールキャップも素敵。
よく見るとタイヤも14インチでした。
このポップに開閉するサンルーフを付けて、メッキバンパー(カバー)とマニュアル5速なら最高なんですけど。
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ホイールキャップでした |
パンダとツーショット |
次に試乗です。
車内に乗り込むと、ボディ同色の白パネルや白いステアリングになっているので、なにやら高級感があります、目の前にはかなり大きいメーター。
大衆車たるフィアットといえば、いかにも安っぽいプラスチッキーな内装が多かったのですが、ニューチンクはかなり違っていて高級感があります。
雰囲気的には昔の日産パイクカーのフィガロを思い出します。(古いですね、知ってますか?(笑) )
しかしこの白いステアリンク、きっとすぐ汚れちゃいますね、ニューチンクの運転前には手洗いが必要かもしれません。(笑)
ちなみに車内はそれなりに狭く感じます。
エンジンをスタートして走り出します、ちなみにデュアロジック自体は現行パンダ(1.2L)や、グランデプントの5ドア(1.4L)を試乗した経験があるので、すでに体験済みです。
パワーを感じたかったのでATモードにはせずに、マニュアルモードでコキコキとシフトチェンジしながら走ってみました。
シフトレバーを手前に引くとシフトアップ、押すとシフトダウンです。
なんでもこのシフトアップ、シフトダウンが今までのデュアロジック(パンダやグランデプント)と逆になってる(手前がシフトダウン)そうなのですが、そんなのとっくに忘れてますので混乱はしませんでした。(笑)
むしろ戸惑ったのはデュアロジックはクリープしないことです、アイドリングでは全く前に進みません、慣れていないとスタートがギクシャクしてしまいます。
このへんはベースがMTだからですね、フィアットのデュアロジック、アルファロメオのセレスピード、マセラティのカンビオコルサ、フェラーリのF1、どれもベースがMTであるセミATなのでクリープはしないのです。
坂道発進がつらいかな。
パワー的には1.2Lの69馬力で筆者には十分でした、1.4Lはいりません。
このテのクルマは多少非力なエンジンで、ギュンギュンと回して走る方が楽しいでしょうし。
それでも旧型チンクは18馬力でしたからね、69馬力とは圧倒的なハイパワーです。(笑)
2キロぐらい試乗しましたが、これならしばらくは楽しめそうだと感じました。
少なくとも筆者にとっては「代替フェラーリ」になるんですからね、楽しくなければ困ります。(笑)
納車が待ち遠しくなります。
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